武庫川なーさんとの1コマ「保育園保護者とのline交換」で感じること。
ついにこの日がやってきた。保護者同士のline交換だ。世の中には連絡をまめに入れる人とそうではない人の2種類が存在する。僕は圧倒的に後者で、基本的に人との連絡をしたいと思わない。
めっちゃ面倒だ、それなのに僕はとても嬉しい。それは、僕が喜べることが待ち構えているからだ。
なーさんにはお友だちがいる。保育園にいると遊べるのだけど、土日に会えることはあまりない。だから土日は大体僕か妻と遊んでいる。公園に行ってもコロナの影響なのかあまりお友達に会うこともなかった。
たまに公園でお友達に会うと、なーさんはとっても喜んでいる。参観や運動会がコロナ禍で開催されない中、なーさんがお友達と遊んでいる姿はとても珍しく親として嬉しかった。
保育園の中で、なーさんは多くの子どもたちと遊んでいる。なーさんのおかげで、僕にもキッズの友達ができた。
僕は「なーさんのパパ」と呼ばれていて、なーさんのバーターでしかない。それでもとても嬉しい。昔から子どもが好きで、こんな形で子どもが遊んでくれるとは思っていなかった。
なーさんのおかげで、実は楽しいことが増えている。外に出ていくことができるようになったり、今まで行ったことのない所に行くようになったり。34歳が3歳や4歳の子とお友だちになれたり。
ほんと、なーさんと僕のどっちが育てられているのかがわからない。多分どっちも育っている。
今回lineを交換した理由、それは休日に一緒に子どもを遊ばせようという企画へのお呼ばれ。この手の企画に僕が呼ばれるとは思っていなかった。
僕は友達が少なくて、この地域で友達と呼べるのはなーさんと同じ保育園に通うキッズしかいない。スーパーでも公園でも、僕を知っているのはなーさんのお友達ばかり。
保育園でもキッズ友達とは遊ぶものの、大人とはあまり交流をしてこなかった。それは僕の元々の性格であったり、他がママ友で僕がパパという性別の違いも関係している。なんか気を使うもの。性別を気にしなければならない社会は本当に面倒だ。
なーさんやなーさんのお友達と一緒には遊びたいけど、そのためにママに連絡先を聞くのもなんだか気が引けて。だからよく声をかけていただけたものだ。僕はいわゆる男性的な交流が得意ではないから、正直なところママ友の方が気が合うので都合が良いも取れる。
今の住所に引っ越して6年。地域に馴染めないまま過ごしていたけど、ここにきて初めて、なーさんのおかげで地域の大人の知り合いができた。
毎日楽しく生きていると、違う分岐点が出てくるもんだと改めて感じている。
基本的には出不精でオフの時は話したくないインキャ。でも、地域での繋がりがゼロというもの流石につらかった。そんな中地域で初めて交流が生まれる気がする。
line交換をした人たちからはスタンプや絵文字が送られてくるけど、僕はそんな返しを全くしない。今までもスタンプとか絵文字をほぼ使ったことがない。
そんな僕が無理をしすぎたら、知らないうちにしんどくなることがわかっているから。
とりあえず、lineのやめ時がわからない問題があるものの、何ターンか連絡を往復した。どのみち連絡をしない性格は今後も厄介なので、少しだけ無理をして練習していこうと思う。
子どもの習い事、保育園との関わり方みたいな子育てハックから、美味しいご飯やさんとか、あそこのスーパーが安いとかそんな話まで聞けるようになれるのだろうか。
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